算命学

黒田日銀総裁は算命占星術で選ばれた?

週刊ポスト2013/02/15・22号

 

 

◆経済政策〜アベノミクスを左右する「日銀総裁」は総裁選出馬も後押しした「算命占星術」が決める

 

 「総理は日銀の次期総裁人事を占いで決めるようだ」
 首相官邸でそんな仰天情報が広がっている。
 4月に任期が切れる白川方明・日銀総裁の後任人事はアベノミクス成否の鍵を握るといってもいい。安倍首相は国会の同意が必要な総裁、副総裁と政策委員会審議委員候補の人事案を2月中に提案する構えで、有力候補には元副総裁の岩田一政・日本経済研究センター理事長や岩田規久男・学習院大学教授、伊藤隆敏・東大大学院教授、財務省OBでは武藤敏郎・元財務事務次官や黒田東彦・アジア開発銀行総裁などの名前があがっている。
 財務省は大物OBの指定席だった総裁ポストを取り戻そうと虎視眈々とうかがい、安倍ブレーンの学者たちも金字塔の総裁ポストに目の色を変えている。
 「1月15日には経済ブレーンの浜田宏一・内閣官房参与らが、総裁候補の一人でもある伊藤元重・東大教授とともに官邸を訪ね、その後、参院での国会同意のために協力が必要なみんなの党幹部のところにまで挨拶に回った。危機感を募らせた財務省はそれを『露骨な猟官運動』『伊藤教授は組織運営の経験がない』とネガティブ・キャンペーンを張り、麻生副総理や甘利経済再生相から『財務省OBも候補』といわせて安倍首相に巻き返しに出ている」(自民党幹部)
 あっちを立てればこっちが立たず。”安倍ハムレット”もさすがに頭を悩ませている様子で、側近の1人は、「総理は複数の候補者から総裁と副総裁2人の組み合わせを考えているようだが、順列組み合わせがいくつもある。最もいい組み合わせはどれか最終判断の決め手がない」とみている。
 そこで出てきたのが算命占星術。それというのも、安倍首相は経済ブレーンである中原伸之・元東亜燃料工業社長の算命占星術に大いに傾倒しているというのだ。中原氏は安倍第1次政権時の2006年に『日銀はだれのものか』(中央公論新社)を発表し、日銀の審議委員を務めた経験もある。先述の浜田氏の官邸訪問にも同行していた。「総理はマスコミ関係者たちと懇談した際、『総裁選出馬を決断したのは、算命占星術に詳しい中原さんから(昨年の)9月は運気が最高だから出馬すべきだと背中を押してもらったんですよ』と秘話を明かし、中原氏の算命占星術に深く感謝していた」(安倍側近)
 算命占星術は中国で発展した人の運命を占う占星術。安倍氏の総理再登板の運気を当てたのだから、いっそのこと安倍内閣と日本経済の命運がかかる日銀総裁人事を占ってもらおうということか。
 当の中川氏を直撃したがノーコメント。

 

 そこで本誌は、35年の算命占星術のキャリアを持つ、早坂周鴻氏に日銀総裁候補たちの運気を占ってもらった。
 「最も運気が高いのは黒田さん。日銀総裁になれば日本経済は上向くでしょう。逆に岩田一政さんは今年の運気が低く、デフレ脱却は遠のくかもしれません。また、有力候補者ではないといわれますが、前財務事務次官の勝栄二郎さんの運気は最高です。今まさに上り調子で結果が出せる時ですよ」
 アベノミクスの「一丁目一番地」が占い頼みとは思いたくないが、間もなく結論が出る総裁人事は吉と出るか凶と出るか。


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